表銀座縦走6(燕岳山頂)

ゆうと

2007年09月02日 06:30



(燕岳までの道中には、あちらこちらに女王「コマクサ」の群生が・・・)

『夏合宿 第2弾!! 北アルプスの表銀座縦走』シリーズ VOL.6

「燕山荘(えんざんそう)」で腹ごしらえを行い、喉ごしらえも済ませた一行は、『燕岳(つばくろだけ)』に向かいました。

今回は、『燕岳』を紹介して行きますが、以前ガスの中です。

さて、槍は見えるでしょうか?

「燕山荘」からは、片道約1kmの道程です。 この距離でしたら問題児おやじも空荷ですので大丈夫でしょう^^;



※平成19年8月11日~13日(予定では11日~14日でしたが・・・) テント泊のはずが・・・

※北アルプス常念山脈縦走 『燕岳(2762.9m) 大天井岳(2921.9m) 常念岳(2857m) 蝶ヶ岳(2677m)』

※メンバー:姫(6歳)、ゆうと(9歳)、おかん、おやじ の4名

【10日】 21:00自宅出

【11日】  1:00豊科(仮眠) ~ 4:00(タクシー) ~ 4:50中房温泉登山口5:05 ~ 5:50第1ベンチ(休憩15分)6:05 ~ 6:25第2ベンチ(休憩15分)6:40 ~ 7:20第3ベンチ(休憩10分)7:30 ~ 8:30富士見ベンチ(休憩15分)8:45 ~ 9:30合戦小屋(休憩20分)9:50 ~ 10:06合戦沢ノ頭(休憩4分)10:10 ~ 11:05燕山荘テント場 ~ 11:50燕山荘(昼食70分)
13:00 ~ 13:45燕岳(休憩15分)14:00 ~ 14:30燕山荘テント場

 ※距離:約6.3km 累積標高:約±1628m 行動時間:約9時間30分(内休憩 約2時間50分)

 ★南安タクシー http://www.nan-an.co.jp/index.html(タクシー・乗り合いバス)

 ★燕山荘グループ http://www.enzanso.co.jp/index.html

【12日】 燕山荘テント場 ~ 大下りの看板 ~ 喜作レリーフ ~ 大天荘 ~ 大天井岳 ~ 常念小屋

 ※距離:約10.5km 累積標高:約±1660m 行動時間:

【13日】 常念小屋 ~ 前常念の分岐 ~ 常念岳 ~ 蝶槍 ~ 横尾分岐 ~ 蝶ヶ岳ヒュッテ ~ 蝶ヶ岳 ~ 蝶ヶ岳ヒュッテ ~ まめうちたいら ~ 力水 ~ 三叉 ~ ゲート ~ 駐車場

 ※距離:約14.9km 累積標高:約±3404m 行動時間:

※太字は終わった記事です。
※青字は今回の記事です。

  

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※全体の距離:約31.7km
 累積標高差:約±6692m
 

ガスの中で、折角の眺望もご覧の通りです。



頭痛の治まらないおやじも根性で・・・

おやじの背中には、お気に入りのアタックザックが


ゼロポイント(ZEROPOINT) バーサライトパック


325gでポケッタブルに成るのでかさ張らないです。






 

風化した白っぽい「花崗岩」がモニュメントのようで楽しませてくれます♪

 

何に見えますか??

「イルカ」さんです^^;

表銀座縦走2(やっぱり急登だ!!)編で、じゅんさんがコメントして頂いてるのですが>子供ら連れてイルカさんを見にいくかな~♪と頂いております^^;

その「イルカ」さんです



「王様の椅子?」



「倒れないように支えています」



「展望ベンチ」です。

ベンチからは、槍が見えるはずなんですが、あいにくガスってます。

【 花崗岩(かこうがん) 】

火成岩(マグマが冷えてかたまった岩石)の一種です。
石材としては御影石(みかげいし)とも呼ばれてます。
花崗岩は緻密で硬いことから、日本では古くから石材として使用されてきました。
石の鳥居や城の石垣や石橋に用いられるほか、道標や三角点の標石にも用いられてきました。
表面を磨くと光沢が出ますので、墓石にも使われてます。(黒御影)


 

時々、姿を見せる、鷲羽岳、水晶岳方面でしょうか?


表題の写真でも紹介してますが、この辺りは

高山植物の女王「コマクサ」が可愛く咲いておりました。







【 コマクサ(駒草) 】

花崗岩質の高山帯の砂礫地でないと育たない性質を持つ小型の多年草です。
昔は、花の美しさよりも薬草としての価値が高く、古くから腹痛の妙薬として使われてた薬草です。
濃紅色からピンク色、まれに白色のかれんな花をつぎつぎと咲かせ、「高山植物の女王」と呼ばれます。
特別保護植物として採取禁止となっています。
ここでも、群生しているエリアはロープを張って保護しているのですが、ロープを乗り越えて三脚立てて写真を撮っている人が目に付きました。

我が家の姫も、ゆうとも怒ってましたよ!!

なんと、盗掘して下界に持って帰る人もいるそうな・・・

この女王様は、栄養のない砂地の中から芽を出して、一輪の花をつけるのに15年程かかるそうです。

大事にしたいものです。


他にも、頂上までに

 「イワツメグサ」

 「マルバコゴメグサ」

 「イワギキョウ」

 「クルマユリ」




写真を撮りながらのんびりと歩いていると、寒いぐらいです。




この上が頂上のようです。 

 

【 燕岳(つばくろだけ) 】

標高2763m 長野県大町市、安曇野市
山頂付近には、写真の2等三角点があります。

・日本二百名山 ・甲信越百名山(48) ・信州百名山(63)

山系は飛騨山脈(北アルプス)の常念山脈に属します。

山名は、春の雪形が、ツバメに似ているためつけられたそうです。

良く整備されていて危険箇所も少なく、家族連れも良く見かけました。


さぁ~ 降りましょ!!

と思っていると^^;

 「笠が岳」も見えています。



ガスが上昇し、尖がり帽子が見えてきました

「槍ヶ岳」が目の前に・・・

思えば昨年の夏合宿は「双六岳」に行きましたが調度反対から「槍ヶ岳」を見ていることに成ります。

昨年の記事は → http://ayutopapa.naturum.ne.jp/c14101.html



さぁ~ 寒くなるので下山下山・・・

この時期、下界は37度やへちまやとヤイヤイ言ってた時期です。

 ※14:30 「燕山荘」に帰って来ました。



おやじは相変わらず、頭が痛いです


・・・・次回へ


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