日の出を求めて・・・4
平成20年7月6日 日の出を求めて「大台ケ原」へ行ってきました。
東大台周遊コースを「駐車場」 ~ 「日出ヶ岳」 ~ 「正木峠」とやって来ました。
天候にも恵まれ、素晴らしい日の出、熊野灘まで一望できました。
では、今回は『正木峠 ~ 正木が原』まで散策して行きます。
【大台ヶ原周遊コース・東大台】
★登山日 : 平成20年7月6日
★メンバー : 姫 ゆうと おかん おやじ(久々の山行です)
★主要ルート : 大台ケ原東大台周遊コース
★全行程約9km 累積標高±853m
★コース
自宅 1:50 ~ 駐車場 3:43 ~ 日出ヶ岳 4:34 ~ 正木峠 5:13 ~ 正木ヶ原 5:30 ~ 尾鷲辻 ~ 牛石ヶ原 ~ 大蛇グラ ~ シオカラ谷 ~ 駐車場
正木峠で時刻は5:13・・・
まだまだ、清清しく爽やかに歩けます。
さすが、標高1600m付近です。
暑くなるまでに1周したいものです^^;
トウヒの白骨化した風景です。
幻想的な絵ですが、いつ見てもなんか悲しくなります。。。
「トウヒ」の墓場のように思えてなりません・・・
日出ヶ岳からは、立ち枯れを食い止める為の立派な木道を歩きます。
この時期は、問題ないですが
秋口なんぞは、凍結して怖い怖い・・・
正木峠のプレートからは、結構な勾配の下りの階段を黙々と下ります。
表紙の写真は、海に向って「正木ヶ原」へ降りています^^;
下りきったところには、昔から小さな池があります。
この辺りは、鹿さんの遭遇エリアです。
イトザサが目立ってきます。
はい!! 鹿さんに遭遇しました^^;
天敵が無いので増えてしょうがないとか・・・
自然破壊の原因と言われている鹿さんですが
じ~っとこちらを見ている目がなんか寂しそうです。
おまえら!! 人間が一番環境破壊しているんだぞ!!
と訴えているようでなんか正木峠から正木が原の立ち枯れの白骨化した風景を見ると
なんか虚しく思えるのはおやじだけ???
鹿を見ながら「正木ヶ原」に到着です。
ここ「正木が原」はトウヒの南限地として知られていますが、
写真のようにイトザサに占領されています。
※トウヒ?
北海道および北東アジアに広く分布するエゾマツの変種であり、本州の紀伊半島大台ヶ原から中部山岳地帯を経て福島県の吾妻山までの海抜1500-2500mにかけての亜高山帯に分布する。
最終氷期か、それ以前の氷期に本土まで南下して本州の広い範囲に分布を広げたエゾマツが、氷期の終わりとともに本州中部の山岳地に取り残されたものの子孫である。当然、最終氷期には両者の中間点である東北地方にも広く分布していたが、現在は吾妻山より北の東北には分布しない。これは、トウヒがあまり大量の積雪には弱く、この地域の山岳が世界有数の多雪地域であるためと考えられる。(『ウィキペディア(Wikipedia)』抜粋)
※イトザサ
昔は大木と苔生す鬱蒼とした樹林だったが、伊勢湾台風によりいくつかの樹が倒れ、日が当るようになったのでイトザサが生えるようになった。
そこへイトザサを好餌とする鹿が集まるようになり多いに繁殖した。繁殖しすぎてイトザサだけでは足りなくなった鹿がトウヒなどの樹木の皮を食べるようになり、樹はドンドン立ち枯れていった。(案内看板抜粋)
案内看板によると鹿が悪いようですねぇ~
年間何十万人の観光客やハイカーなどが入れ替わり立ち代りする
この大台ケ原、最近になってやっと「西大台地区」の入山は届出をして
講習を受けて入山できるようになったと言います。
大台ケ原ドライブウェイは、無料の上通行規制もしていません。
路線バスは、ディーゼルバスが濛々と黒い煙をはいて走っています。
なんか良い考えは無いものでしょうか?
5:30~「正木ヶ原」出発
「日出ヶ岳」からは1.5km
次の通過点「尾鷲辻」まで400m先を急ぎましょう^^;
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