白馬三山縦走(白馬鑓ヶ岳)20

ゆうと

2008年09月25日 06:30

平成20年8月12日 ~ 15日 北アルプスの白馬三山を縦走して来ました。






前回から3日目(8月14日)に突入しています。

前々日、前日の夏らしい北アルプスの景色とは

一転して、アルプスの厳しさを思い知らされています。

激しい雨風の中、視界5mあるかないかの中震えながら

「白馬鑓ヶ岳」を目指して歩いています。

右手は踏み外すと”さよなら~” 小鑓の岩場と姫には

少々過酷な状態が続いています。



【 白馬三山縦走コース 】

日程 : 平成20年8月12日~15日
メンバー : 姫(7歳) ゆうと(10歳) おかん おやじ の4名

行程  : 
※「11日」 自宅発 ~ 栂池高原Pにて仮眠

※「12日」 天候 ・ 晴れ (夕方一時雨・夜大雨)
5:00起床 ~ 7:00ゴンドラ乗車 ~ 7:30ロープウェー乗車 ~ 7:50自然園・1,850m ~ 9:15天狗原・2,180m(休憩10分)9:25 ~ 11:02乗鞍岳・2,436.7m(休憩15分)11:17 ~ 11:50白馬大池・2,379m(テン場で宿泊)

距離 : 約4.13km
累積標高 : ±722m

昭文社「大和高原社」参考タイム 3時間20分(休憩なし)
おかん事前計画タイム 4時間(休憩込み)
実際タイム 4時間(休憩込み)

※「13日」  天候 ・ 晴れ (夕方から雨)
4:00起床・白馬大池テン場・2,379m(朝食・撤収)5:20 ~ 船越ノ頭 ~ 7:40小蓮華山・2,769m ~ 8:40三国境・2,751m ~ 9:45白馬岳・2,932m ~ 10:14白馬山荘(昼食)11:00 ~ 11:15村営白馬頂上宿舎2,730m(幕営)

距離 : 約6.197km
累積標高 : ±1006m

昭文社「大和高原社」参考タイム 3時間55分(休憩なし)
おかん事前計画タイム 7時間(内休憩・3時間)
実際タイム 5時間55分(内休憩・1時間30分)

※「14日」 天候 ・ 雨(朝・雨 昼・曇り 夕・大雨)
4:40起床・村営白馬頂上宿舎テン場・2,730m(朝食・撤収)6:10 ~ 6:23丸山・2,768m ~ 6:50最低鞍部・2,600m ~ 杓子岳肩 ~ 8:40白馬鑓ヶ岳・2,903m ~ 9:10分岐・2,774m ~ 白馬鑓温泉テン場・2,100m
 
小鑓の岩場を過ぎると岩屑の登りを風に負けないように登っていきます。

登りきると前方に



標識が見えてきました。

ここが「白馬鑓ヶ岳」の山頂?

じゃ無いみたいです。

右に行けば、登山道 

直進が「白馬鑓ヶ岳」の頂上です。。。

せっかくですので頂上へ^^;



おかんも小鑓での姫の確保に疲れた様子です。




頂上です^^;

8時40分「白馬鑓ヶ岳」踏破~

好天でしたら、天狗山荘、唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳が一望出来る予定です・・・



【 白馬鑓ヶ岳(はくばやりがたけ) 】

所在地 : 北アルプスの後立山連峰(富山県、長野県の境界にあります)
標高 : 2,903m



※国土地理院 「ウォッ地図」による  -白馬鑓ヶ岳

※白馬三山の一峰です。北アルプス南部の槍ヶ岳と区別するために白馬鑓ヶ岳や白馬鑓とも呼ばれてます。地図には鑓ヶ岳と表記されている事が多いようです。

※周辺の小屋 ・・・ 天狗山荘 (200名 テン場50張)




頂上からは滑りやすいザクザクの岩屑を下ります。

30分ほど下ると尾根の分岐に出ます。



※9時10分

この日2回目の決断をしなければ成りません。

このまま直進して「天狗山荘」で休憩、もしくは宿泊・・・

天狗山荘までは約20分 なだらかです。

小屋で宿泊すると名物の「天狗鍋」が食べれるとか^^;

雨に打たれた体には特効薬です・・・


予定通り「鑓温泉」まで下るか

約2,0kmの道程で一気に約790m下ります。

途中に、鎖場もある様子です。。。



時間も早いし、みんなの体調も大丈夫な様子

ここで、水分と行動食を口に入れて

予定通りの「白馬鑓温泉」へのルートを選択しました。




ちょうど、休憩をしていると・・・

あの、黄色いテントの4人グループさんが追いついて

「鑓温泉で待ってるよ~^^;」と








ガレ気味の急降下です。

雨は小雨になってきましたが、滑りやすいので慎重に^^;

何度か急降下~お花畑を繰り返します。

正面に



八方スキー場が微かに見えています。

なんかホッとします^^;

がなんか寂しいです。。。

今まで、稜線を歩いていましたが

これからは下りのみ帰路に向うのは寂しいです・・・








モンベル(montbell) ジャストフィットパックカバー 40l








イスカ(ISUKA) ウルトラライト パックカバーL














雲が下界から上がって来ました。

回復の兆しです。

このまま晴れてくれ~




この辺が「大出原」と言われてる所でしょうか

お花が凄いです。







分岐から1時間30分ほど降りた所に・・・

気になる看板がさりげなく^^;



この先滑りやすい 岩場(鎖り場)あり ストックをたたんで慎重に!


と書かれています。

幸いにして雨はあがりましたが・・・

まだまだ足元は濡れています。。。

こわいよぅ~^^;

と先に進みます。

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