飛鳥歴史公園で国蝶オオムラサキの放蝶会3
平成19年6月23日 国営 飛鳥歴史公園で国蝶「オオムラサキ」の放蝶会が行われるということで参加して来ました。
この、「オオムラサキ」ですが、以前は東京近郊でも普通に見られたそうですが、国蝶に指定されているにも係わらず絶滅の危機に瀕する地域もあるそうです。
そこで、ここ飛鳥歴史公園では、この時期に「オオムラサキ」の成虫を放蝶して絶滅を食い止めるイベントです。
11:00に成ると「甘樫丘地区 豊浦休憩所」前の広場に集合して
まず、職員さんのお話の後
今回の先生「秋山昭士」さんのオオムラサキについてのお話がありました。
なんと、このイベントは12年目だそうです。
人工繁殖させて、この時期に放蝶し、3月には幼虫を放虫するそうです。
今回は、300頭(蝶は、1頭2頭でしたよね?)を放蝶するそうです。
この木が「オオムラサキ」の幼虫の好物の【エノキ】です。
【 エノキ(榎) 】
ニレ科エノキ属の落葉高木樹。
雌雄同株で高さは20m以上、幹の直径は1m以上になる。
枝が多く、枝ぶりは曲がりくねっている。根元で数本に別れていることもある。
風合いが似ている事からケヤキの代用とされる。
エノキの名の由来も鍬などの農機具の柄に使われたからという説もあるそうです。
オオムラサキの幼虫はエノキの葉っぱが好物です。
色々、お話を聞き
甘樫丘の芝生広場へ移動・・・
5分ほどで放蝶会場に到着
参加者が100名でしたので、大移動です^^;
皆さんが到着したのを見計らって
順番に網の前に並んで
一人ずつ、ボランティアの方より「オオムラサキ」を手渡してもらえます^^;
脚を痛めないように優しく優しく・・・
あゆむちゃん、少々びくびくしながら、視線は蝶から離れません^^;
みんなで記念撮影しても、視線は釘付けです^^;
では、アップで「オオムラサキ」くんを観察してください。
↓↓↓↓
横からです。
正面からです。
では、先生の号令「1.2.3」で一斉に放蝶です。
いち、にい、さ~ん・・・
赤丸の中心の点が蝶です
たまたま撮れていました。
このパターンを2回繰り返して「オオムラサキの放蝶会」はお終いです。
今度は、冬に「放虫会」に参加するのでしょうか?
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