平成18年7月29日~8月1日 北アルプスの双六岳に行って来ました。
前回までは、林道をだらだらとあがってきましたが、
今回からは いよいよアルプスの本性を見せてきました。
「小池新道」と言われているルートです。
「わさび平小屋」からは「鏡平山荘」まで
距離・約5km 累計標高・約940m 資料参考タイム・3:30(休憩無しです)
我が家タイム ・5:30(休憩いっぱいしました^^;)
ここは、水場が豊富でまたその水が美味しいこと・・・
地図はこちら
☆8:15 「わさび平小屋」で30分ほどの休憩を摂って順調に歩いていると
表題の沢と雪解け水が増水して登山道にあふれていました。
昨夜も雨が降ってたから・・・(そういえば新穂高の登山指導センターに沢増水注意と書いてあったことを思い出し少々不安になりつつ)
新たな関門が目の前に
大きな雪渓です。 新調に一歩一歩歩きました。 もしこけたら?
はい、滑って下部の川まで墜落です
よーく見て下さい。下部は空洞に成っています。
と言うことは、薄い所を踏むと・・・
怖いですねぇ~
天気も良くなり、景色も澄んできました^^;
でも、雨上がりですので むぅ~っとしてあぢぃ~
ですが、沢や雪渓の近くに成ると心地よい冷気が感じられました。
今度は、傾斜の着いた雪渓です。 慎重に慎重に・・・(我が家は結構 臆病家族ですので特に)
下折戸沢と奥折戸沢を越え だんだん岩場の急坂に成ってきました。
この辺から休憩が多く成ってきました。
と言うのは
我が家の問題児
そうです。「おやじ」の股関節に異変が起きてきました。
上半身は元気ですが、足が前に出ません。
子供達は元気に頑張っているので余計あせるのです
ここは、秩父沢です。この橋は通年は7月中旬に架かるのですが数日前にやっと架かりました。
橋が架かる数日前に、この沢で滑落されたのでしょうか、亡くなられているそうです。
おやじの股関節の痛みはひどくなるばかりです。内心このままでは3日は保たないかなぁと思いつつ・・・
ストックに頼りながら小股で少しずつ、15分歩いては立ち止まり・・・
少し早いですが
11:00頃 チボ岩と呼ばれる所で昼ご飯にしました。
地図を確認するが三分の一以上は残っています。
いつも、子供に根性 根性・・・と亀田おやじの様に言っているので止める訳にはいけません。。。
ほんま、コイツラは元気で頑張りやです。それに「おとうさん大丈夫~」と声もかけてくれます
イタドリヶ原 シシウドヶ原を通過して
鏡平(今日の終着地)まで500mの看板です。この表示を見て姫が俄然、張り切り先頭に立ちどんどん行ってしまいました
おやじは痛みの絶頂です。姫のペースに着いていけず(情けない・・・)のらりくらりと
ゆうとが心配そうに
「もうちょっとやで がんばれ~」とずっと声をかけて励ましてくれてました。
子供2人の性格が良く出てます^^;
姫は「誰にも負けたくないといつも気を張って頑張り努力するタイプ」です。
ゆうとは「困ってる人や弱者をほっとけない正義感の強いタイプ」です。
と、痛い足を引きずりながら内心うれしく思い 最後の気力を出しました。
姫とおかんは13:30「鏡池」到着
ゆうととおやじは遅れること15分後に到着
『ゆうとありがと』
駐車場を出発して約8時間の1日目の行程は終わりました(おやじのせいで1時間はロスしたかな)
・・・・・・・・・・鏡平山荘編に続く
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