大普賢岳2

ゆうと

2008年06月29日 06:30





平成20年6月7日に、またまたおやじ抜きで今度は

大峯山系の親分的存在の『大普賢岳』に登って来ました。

今回は、「ショウタンさん」の案内での山行と成りました。


「ショウタンさん」の記事は → http://www.syotann.com/daifugendake0806.html


☆今回のデーター
登山日    : 平成20年6月7日
登山メンバー : ショウタンさん 姫 ゆうと おかん(4名)
主要ルート  : 和佐又山ヒュッテ~大普賢岳ピストン 
距離      : 約6.9km
累積標高差 : 約±1289m

※自宅 ~  和佐又山ヒュッテ(7:30) ~ 登山口(7:38) ~ 和佐又山のコル(7:48) ~ シタンの窟(8:27) ~ 朝日窟(8:30) ~ 笙の窟(8:32) ~ 鷲窟(8:46) ~ 日本岳のコル ~ 石の鼻 ~ 小普賢岳 ~ 大普賢岳山頂 ~ 石の鼻 ~ 和佐又山のコル ~ 和佐又山ヒュッテ
∴時間はカメラの時間ですので多少の時差はあります。


前回は、シタンの窟まで歩いてきました。

先を急ぎましょう^^;


ここ、大普賢岳は、古来から修験道の山として山伏さんの修行の場です。

現在も修行の場がショウタンの窟・・・じゃ無かった。

「シタンの窟」「朝日窟」「笙の窟」「鷲窟」と使われています。

窟?

なんて読むの?(洞窟・どうくつのくつやけど・・・)

【 窟(くつ) 】

[人名用漢字] [音]クツ(慣) [訓]いわや
1 ほらあな。いわや。「岩窟・石窟・仙窟・洞窟」
2 人の集まったすみか。かくれが。「巣窟・魔窟・貧民窟」
3 集まるところ。「理窟」

となっています。

3の理窟って「理窟をこねる」の理窟ですが「屈」を代用字とすることが多いようです。

では、「シタンの窟」を過ぎて鉄の階段を登って



左側は絶壁の鎖場です。

落ちたら痛そうです^^;

10分もしないうちに「朝日窟」

すぐお隣には「笙の窟」があります。





重々しい雰囲気の「笙の窟」です。

ここで小休止

約1時間歩きました。

この「笙の窟」は

『平安時代に役行者(えんのぎょうじゃ)が最初に篭って修行した場所だと伝えられています。』



【笙の岩屋にこもりて 寂莫の苔の岩戸のしずけきに 涙の雨のふらぬ日ぞなき】

高僧として有名な日蔵道賢上人が詠んだ歌です。

笙の窟で千日修行をしていた時に、寂しさ心細さで修行を積んだ高僧でさえ涙を流したところです。


続いて4つ目の窟



「鷲窟」です。





ここには、3体の風化した石仏がひっそりと

ここからは、いよいよ大普賢岳の厳しさが更にましていきます。











シロヤシオが綺麗です。



次回に続きます。




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