奥駈道6『持経宿~行仙宿』(転法輪岳)

ゆうと

2007年11月25日 06:30




平成19年11月3日 今回は下北山村主催のイベント

「大峯・奥駈道自然の旅」に参加し

南奥駈道の「持経宿~行仙宿」を歩いて来ました。

西行法師のゆかりの地「平治宿」で休憩をして、上着を脱いで

総勢50名の団体は、更に南に向います。

「持経宿」から「平治宿」までは、小さなピークを三回程越えてますが

次の目的地の「転法輪岳」は、今回の行程上一番標高が高い所です。

と言うことは、登りが続くと言う事^^;

頑張りましょう!!

★行 程
下北スポーツ公園 8:00 (バス移動) 9:00 ~ 9:40 持経宿山小屋(勤行10分) 9:50 ~ 10:00 持経千年桧不動尊(勤行15分) 10:15 ~10:40 両又分岐 ~ 10:50 平治宿(勤行・休憩20分) 11:10 ~ 11:30 転法輪岳(法話・昼食45分)12:15 ~ 倶利迦羅岳 ~ 怒田宿 ~ 行仙岳 ~ 行仙宿山小屋 ~ 四ノ川林道登山口

転法輪岳(1281.2m) 倶利迦羅岳(1252m) 行仙岳(1227m)

「距離」 約8km(概算です。)
「累積標高差」 約±1,685m(概算です。)


 


※ショウタンさんのHP → http://www.syotann.com/index.html
※ショウタンさんのブログ → http://white.ap.teacup.com/syoutann1/

※下北山村のHP → http://www.vill.shimokitayama.nara.jp/

※国土地理院 地図閲覧サービス(2万5千分1地形図) 池原 [南西] → http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?id=51350700&slidex=800&slidey=0
登ったり・・・

下ったり・・・

して、修行の道は続きます。

登り切ったと思い、下る前の列の先を見れば又登っていた・・・

こんなことの繰り返し。。。

本当に、まさに人生?(生意気言いました。ごめんなさい^^;)

前半の早い早いペースも、少し落ち着いたようです。

急な登りを登り切ると

「平治宿」を出発して約20分で

11:30「転法輪岳」に到着しました。



ここでも、到着早々『説法』を行います。

でも、いつもの「般若心経」ではありません。

ここ「転法輪岳」は靡(なびき)では有りませんので

サポート隊の方から個々に1枚の紙が配られます。

そこには

「なもう たっさ ばがわとう あらはとう
さんまあ さんぶつだつさ
ぶつだん さらなん がつちゃあみ
だんまん さらなん がっちゃあみ 
さんがん さらなん がっちゃあみ

帰依文

かの世尊聖者成る正等覚者に帰命す
私は目覚めた人を依り所とする
私は心理の教えを依り所とする
私は理想の共同体を拠とする

いえヽだんまあ へえつっぱばわあ
ていさん へえつん たたあがとう ああは
ていさん ちや よう にどうろう
いえばん わあでいん まはあさまのう

法身偈(法身舎利偈)

諸法は因縁によって生起す 如来はこの因を説く
彼のほうは縁によって減尽する これは大沙門(師)の説
仏教の根本義である四諦中の苦集減の三諦を説いたもの
塔を建立したときこの偈を書いて納めた・・・・法身舎利塔
仏教では凡字を以て法身塔とする

あにつちゃめ ばた さんかあらあ
うつぱあだ ばや だんみのう 
うっぱじとわあ にるっじやんてん
ていさん ぶつぱさもう すこう

諸行無常の偈

もろもろのつくられたもなは無常である
生じては滅びる性質の物であり生じては滅びる
それからの静まることが安楽である

大峰山正大先達律師 井川元道


と書かれてあり、行者の先導で皆復唱します。

意味が解りません・・・

お釈迦様の説法だそうですが^^;

法輪 ・・・ 仏教の教義、特に釈迦が説いた四諦八正道の別称だそうです。

転法輪 ・・・ 仏教では教義(法輪)を他人に伝えること(転)を言うそうです。

もう少し、続けます。

四諦(したい) ・・・ 釈迦が悟りに至る道筋を説明するために、現実の様相とそれを解決する方法論。
四つの真理というそうです。
・人が生きるということは苦であるという真理
・その苦の原因は人間の執着にあるという真理
・この苦を滅した境地が悟りであるという真理
・その悟りに到達する方法は八正道であるという真理

深いです。。。

八正道(はっしょうどう) ・・・ 人間の八つの正しい道
正見 (正しく見る) 正思 (正しく思う) 正語 (正しく語る) 正業 (正しく働く) 正命 (正しく生活する) 正進 (正しく人と調和する) 正念 (正しい目的意識を持つ) 正定 (正しい反省と瞑想、禅定(ぜんじょう)する)
この八つの規範に当てはめて毎日を生活すること。当たり前のことのようですが、中々出来ません・・・



説法を読んで、早いですが昼食をとることに♫



このお弁当、大きなおにぎりが3つとおかずが入っていました。

出発前に支給戴いたものです。

これも、会費¥1,000に入ってます。(いたれりつくせりです。)

ショウタンさん達と楽しくガヤガヤいただきました。



【 転法輪岳(てんぽうりんたけ)】

標高 : 1,281.2m

周囲は樹木で覆っていて眺望はありません。





二等三角点があります。

頂上の岩は、釈迦の説法石と言われてます。

ここで、法話がされたのでしょう。



姫は、可愛がって戴いた、スタッフの方と法話ならぬ記念撮影を・・・

ありがとうございました。


モンベル(montbell) Tグリップコンパクト

姫の手には今回デビューのこのステッキが








ゆうとは、ショウタンさんとお話しながらパチリと

孫とおじいちゃんのようでした^^;

お世話になりました



12:15「転法輪岳」で、楽しく美味しく昼食をいただき先を急ぎました。。。

行く手は

またまた、下ったり・・・

登ったり・・・





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