こんな感じで登っていきます。
急登に成ると、皆さんもペースが落ちるので渋滞します。
所々で、息を切らして戦列から外れて息を整えている方々もいらっしゃいますが
「根性、根性・・・負けるもんか!!」じゃなかった^^;
『懺悔・懺悔(ざんげ)六根清浄・六根清浄(ろくこんしょうじょう)・・・』
無心になって歩きたいものですが・・・
まだ、しんどくなると「根性、負けるか、こんちくしょ~、もう嫌や!!、山登り辞めてやる、絶対・・・」と思う自分が情けない(おやじ談)
途中、渋滞待ちのゆうと君は、肩で息をしながら恐い顔してますが
何思う??
今回、ゆうとは歩きながら難しい事をつぶやいてました。
「人間って、弱いんやなぁ~」って・・・
深いです
姫も頑張ってます。
前方に、「行仙岳」シンボルのアンテナ塔が見えてきました。
シンボルにしてあげては可愛そうですが・・・
これも現実ですので^^;
姫がフラフラとやって来ました^^;
じゃ~ん
ボロボロ泣きそうです
14:35 「行仙岳山頂」到着です。
でも、急登は15分ほどですので楽勝?だと思うのですが・・・
じゃ無かった^^;
座り込んでますねぇ~
まぁ~ ここまで皆さんの足をひっぱら無かったので合格でしょう。
では、大峯・奥駈道について書いてみます。
【 大峯・奥駈道 】
※大峯奥駈道は、奈良吉野山と熊野三山を結ぶ、もとは修験道の修行場として開かれた道であり、熊野古道の中で最も険阻なルートをなす。
今日、一般的に大峰山(大峯山)といえば山上ヶ岳を指すが、大峯奥駈道でいう「大峯」とは、吉野から山上ヶ岳を経てさらに奥の山々、そして最終的には熊野三山に至る大峰山脈を縦走する修行の道全体を指している。
では、熊野古道とは、
※熊野古道(くまのこどう)は、熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)へと通じる参詣道の総称。
地図を見ても解りますように
熊野古道は、6ルートで構成されてます。
1.小辺路・こへち(高野山-熊野三山、約70km)
2.中辺路・なかへち(田辺-熊野三山)
3.大辺路(田辺-串本-熊野三山、約120km)
4.紀伊路(堺-熊野三山、約310km)
5.伊勢路(伊勢神宮-熊野三山、約160km)
6.大峯奥駈道(吉野-前鬼-熊野三山、約140km)
他の熊野古道は機会が有ったら紹介するとします。
以前、靡(なびき)の事はお話しましたがこの靡の番号ですが
熊野本宮大社の本宮証誠殿(1番)にはじまり、吉野川河岸の柳の宿(75番)に終わりますが、
南から順に北へ数字が大きくなります。
南から北へ行場を巡るのを「順峯(じゅんぷ)」と呼び、北から南へは「逆峯(ぎゃくふ)」と呼びます。
これは、役行者はまず最初に熊野から吉野に至ったということでこうなったそうです。
今回、歩いた靡は、第22 持経宿(じきょうのしゅく) 第21 平治宿(へいじのしゅく)
第20 怒田宿(ぬたのしゅく)第19 行仙岳(ぎょうせんだけ)の4つ歩きましたが
第29 前鬼山(ぜんきさん)から南は南奥駈と呼ばれ、
また、水場が乏しいこともあって現在でもあまりメジャーでは無いようです。
では、次回にします。
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