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2007年11月27日

奥駈道8『持経宿~行仙宿』(怒田宿)

奥駈道8『持経宿~行仙宿』(怒田宿)

怒田宿にて勤行(撮影者・ゆうと)



平成19年11月3日 今回は下北山村主催のイベント

「大峯・奥駈道自然の旅」に参加し南奥駈道の「持経宿~行仙宿」を歩いて来ました。

いよいよ、今回から後半戦に入ります。

倶利迦羅岳を12:55に出発する事ができ、これで行程表の時間に追いつきました。

進行方向正面には、ほぼ同じ高さで「行仙岳」が見えていますが

ぐっと急激に下って2,3登ったり・・・

下ったり・・・

を繰り返し進んでいきます。

★行 程
下北スポーツ公園 8:00 (バス移動) 9:00 ~ 9:40 持経宿山小屋(勤行10分) 9:50 ~ 10:00 持経千年桧不動尊(勤行15分) 10:15 ~10:40 両又分岐 ~ 10:50 平治宿(勤行・休憩20分) 11:10 ~ 11:30 転法輪岳(法話・昼食45分)12:15 ~ 12:45 倶利迦羅岳(勤行10分) 12:55 ~ 14:10 怒田宿跡(勤行10分) 14:20 ~ 行仙岳 ~ 行仙宿山小屋 ~ 四ノ川林道登山口

転法輪岳(1281.2m) 倶利迦羅岳(1252m) 行仙岳(1227m)

「距離」 約8km(概算です。)
「累積標高差」 約±1,685m(概算です。)


奥駈道8『持経宿~行仙宿』(怒田宿) 奥駈道8『持経宿~行仙宿』(怒田宿)


※ショウタンさんのHP → http://www.syotann.com/index.html
※ショウタンさんのブログ → http://white.ap.teacup.com/syoutann1/

※下北山村のHP → http://www.vill.shimokitayama.nara.jp/

※国土地理院 地図閲覧サービス(2万5千分1地形図) 池原 [南西] → http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?id=51350700&slidex=800&slidey=0

奥駈道8『持経宿~行仙宿』(怒田宿)

おかんの背中のザックは今回デビューのデイパックです。

THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス) RECON
THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス) RECON

容量30Lでデイパックにしたら大きめですが、大き目のフロントメッシュポケット等、出したり入れたりしなくても使えるところが便利でしたよ。






急な下りで且つ、落ち葉で滑りやすい上に、木の根っこが張り廻っていますので

大変歩きにくいです。

内緒ですが、我が家はこの辺りで全員尻餅を突いていました^^;

姫なんか、おかんに介護してもらってるのに何度も・・・

それを見てやさしいショウタンさんは

「尻餅ついている間は大丈夫^^;」と優しく声をかけてくれてました。

なるほど、前からこけたら大変だと、おやじも自分に戒めながら・・・

「ぎゃ~」と前や後で聞こえています・・・

ご飯を食べてお日様が傾きかけた丁度今時分から

危険な時間です。

気を引き締めて頑張りましょう!!

『懺悔・懺悔 六根清浄・六根清浄・・・』

時折、行者さんの法螺の音色に勇気付けられ

奥駈道8『持経宿~行仙宿』(怒田宿)

登りも弱音を吐かずに・・・

実は、この日のあゆむとゆうとは

最年少と言う事で、皆さん優しくして戴けますので

少し、甘ちゃんでした^^;

奥駈道8『持経宿~行仙宿』(怒田宿)

奥駈道8『持経宿~行仙宿』(怒田宿)

奥駈道8『持経宿~行仙宿』(怒田宿)

怒田宿の手前から、台高山地方面を見ています。


奥駈道8『持経宿~行仙宿』(怒田宿)

奥駈道8『持経宿~行仙宿』(怒田宿)

14:10「怒田宿跡」に到着しました。

倶利迦羅岳から1時間強頑張りましたが、結構疲れました^^;

【 怒田宿跡(ぬたのしゅくあと) 】

ぬたのしゅくと読みます。

水場は10分ほど下ったところにあるようです。

テン場適地です。

第20番の靡(なびき)です。

明治時代前半、修験道廃止令の時代に苦難の人生を送った「林実利」がこの地に小屋を建てた。
修験道の復興とその修行場としての南奥駈道の再興を願って活動していた。

『林実利(はやし じつかが)』

岐阜の坂下うまれの修験者。最初地元の御嶽山で修行していた。
後に奈良の大峯山で千日行を2回、大台ケ原の抖擻、那智の滝行など通産16年に及ぶ荒行の挙句に
最後、明治17年に那智の滝頂から捨身入定した。
理由は、廃仏毀釈という明治政府の社会背景に対する抗議を身を以って示したのだろう・・・
実利(じつかが)行者と呼ばれ、行仙小屋に役行者と並んで祀られています。


奥駈道8『持経宿~行仙宿』(怒田宿)

では、勤行を行います。

いくら疲れたといっても・・・

奥駈道8『持経宿~行仙宿』(怒田宿)

ごめんなさい。

姫とゆうとは最前列で座って勤行に参加です。

手を合わしてますのでご勘弁を・・・

奥駈道8『持経宿~行仙宿』(怒田宿) 

奥駈道8『持経宿~行仙宿』(怒田宿)










ゆうとが撮影した動画です。

ほら貝の音色をお聞き下さい。

奥駈道8『持経宿~行仙宿』(怒田宿)

14:20「怒田宿跡」を後にして

残す所、最後の最後の最後の急登が待っています。







次回に続きます^^;



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この記事へのコメント
こんにちは
スパム対策で昨日は開けませんでした
ママのザックが新しいと思っていましたがオニューでしたか、ゆうと君やあゆむチャンは眠かったでしょう、あゆむチャンはまだまだ小さいから眠かった中本当に元気よく歩いたのには拍手物ですよ
ここにもスパムが入りましたね
このような事する人たちに一度大峰修行経験さしてやりたい物です
Posted by ショウタン at 2007年11月27日 11:28
座っても手を合わせてるなんて、可愛いですね。気持ちがないと手を合わせられません。

私はナチュラムユーザ以外のトラックバック禁止してます。消すの面倒だし。
Posted by RIKORIKO at 2007年11月27日 12:07
抜けるような青空にホラ貝の音、現地で聞くホラ貝はお腹のそこから頭に抜けるような神聖な音色だったのでしょう。
私は使えないのですが、ブログも色々なテクニックが有りますね。
タイマーUP、地図のリンク、動画そしてこの落ち葉 等々。
私のPCは動画の再生出来ますが、何故か音声が出ません。
ちっょとした設定ミスでしょうが、訂正もできずに使っています。 そんなわけで、せっかくの神聖なホラ貝の音は聞けませんでした。
ザ ン ネ ン !!
Posted by タマ at 2007年11月27日 17:26
なるほど、しりもちの間は足を痛めることもなく、まだまだ安全な訳ですね。

自然の中で聞くほら貝の音色は迫力でしょうね。
羨ましい体験ですね。
Posted by ADIA at 2007年11月27日 20:58
法螺貝の音は聞けませんでしたが、写真から聞こえそうです。
Topの写真、配置が良いですね!
Posted by やまとそば at 2007年11月27日 21:25
いやぁ~文字からは読み取れないほら貝の音色に感動♪♪♪
ほら貝ってこんな音がするのですね~
お経もやっぱり耳にすると気持ちが神聖になるね!
二人とも手を合わせる心があるだけで(^^)// ハクシュハクシュ
Posted by sakiσ(゜-^*) at 2007年11月27日 22:00
ショウタンさんへ
おはようございます^^
あゆむは、お昼ご飯の後半分値ながら歩いてました(笑)
いつもなら休憩をこまめにはさみながら食べながら歩きますが、今回は無理なので一生懸命脇の下を後で支えてました^^;
3枚目の写真にもありますが、あゆむは、へろっとしてますね
Posted by ゆうとまま at 2007年11月28日 06:07
RIKOさんへ
休憩~と、座り込んだところが靡の前だったようで勤行が始まりましたが、そのまま座ったまんまでした^^;
ここは、樹の根本でした。
祠が有る場所ばかりでないので注意が必要です。
これから、雪に埋まったら判らなくなって踏んでしまいそうだけど・・・
Posted by ゆうとまま at 2007年11月28日 06:09
タマちゃんさんへ
おはようございます^^
聞けませんでしたか?
残念です・・
ホラ貝の音を残したいと、ゆうとは、自分からすすんで録音したそうで、帰りの車の中でもホラ貝が聞こえるので?(・_。)?(。_・)? と、思ってるとゆうとが、カメラで再生して何度も聞いてました。
Posted by ゆうとまま at 2007年11月28日 06:10
ADIAさんへ
おはようございます^^
子どもは、前に突っ込むようにあるくので特に怖いです。
それで、あゆむには、胸当ての着いた脇の下から引っ張るヒモを後で支えています。
これなら前に転けても膝や手を打たないです。
Posted by ゆうとまま at 2007年11月28日 06:12
やまとそばさんへ
おはようございます^^
ホラ貝の音聞けませんでしたか・・残念です。
ゆうとが、残したくて「忘れないように・・」と、カメラで動画を撮っていました。
山伏山に少し憧れたりするようです^^
Posted by ゆうとまま at 2007年11月28日 06:30
sakiさんへ
おはよ~^^
ここまでくると二人とも自然と手を合わせます。
ゆうとは、山伏さんにちょっと憧れてみたり・・・いろいろと、考えるところもあるようです^^
ホラ貝の音も忘れないようにゆうとが自ら録音したもので帰りの車で何故か聞こえて来るホラ貝の音?(・_。)?(。_・)? ・・・・笑
Posted by ゆうとまま at 2007年11月28日 06:34
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