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2007年11月30日

奥駈道11『持経宿~行仙宿』(行仙宿山小屋)

奥駈道11『持経宿~行仙宿』(行仙宿山小屋)




平成19年11月3日 今回は下北山村主催のイベント

「大峯・奥駈道自然の旅」に参加し南奥駈道の「持経宿~行仙宿」を歩いて来ました。


行程も、残すところ「行仙岳」から「行仙宿山小屋」へ下って休憩をし

林道まで下るだけです。

「行仙宿小屋」では、『新宮山彦ぐるーぷ』の皆様があたたかいぜんざいを作って待ってくれてます^^;

太陽が西に傾いてきたら、温かくて甘~いぜんざいが待ち遠しいです。

急げ~ダッシュ



★行 程
下北スポーツ公園 8:00 (バス移動) 9:00 ~ 9:40 持経宿山小屋(勤行10分) 9:50 ~ 10:00 持経千年桧不動尊(勤行15分) 10:15 ~10:40 両又分岐 ~ 10:50 平治宿(勤行・休憩20分) 11:10 ~ 11:30 転法輪岳(法話・昼食45分)12:15 ~ 12:45 倶利迦羅岳(勤行10分) 12:55 ~ 14:10 怒田宿跡(勤行10分) 14:20 ~ 14:35 行仙岳 15:00 ~ 15:15 行仙宿山小屋(休憩30分) 15:45 ~ 四ノ川林道登山口

転法輪岳(1281.2m) 倶利迦羅岳(1252m) 行仙岳(1227m)

「距離」 約8km(概算です。)
「累積標高差」 約±1,685m(概算です。)


奥駈道11『持経宿~行仙宿』(行仙宿山小屋) 奥駈道11『持経宿~行仙宿』(行仙宿山小屋)


※ショウタンさんのHP → http://www.syotann.com/index.html
※ショウタンさんのブログ → http://white.ap.teacup.com/syoutann1/

※下北山村のHP → http://www.vill.shimokitayama.nara.jp/

※国土地理院 地図閲覧サービス(2万5千分1地形図) 池原 [南西] → http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?id=51350700&slidex=800&slidey=0

15:00「行仙岳」を後にして、15分ほど南奥駈道を下ります。

この時期、日が傾き始めると急に肌寒くなります。

はやる気持ちを抑え、一歩一歩下って行きます。

奥駈道11『持経宿~行仙宿』(行仙宿山小屋)

15:15立派な「行仙宿山小屋」に到着しました。

小屋の前には小さな「行者堂」が

奥駈道11『持経宿~行仙宿』(行仙宿山小屋)

奥駈道11『持経宿~行仙宿』(行仙宿山小屋)

奥駈道11『持経宿~行仙宿』(行仙宿山小屋)

中に入ると、向かって左に「役行者」と右に「実利行者」の仏像が祀られています。

「実利行者」は【奥駈道8『持経宿~行仙宿』(怒田宿)の編】で紹介しました。

岐阜の坂下うまれの修験者。最初地元の御嶽山で修行していた。
後に奈良の大峯山で千日行を2回、大台ケ原の抖擻、那智の滝行など通産16年に及ぶ荒行の挙句に
最後、明治17年に那智の滝頂から捨身入定した。
理由は、廃仏毀釈という明治政府の社会背景に対する抗議を身を以って示したのだろう・・・
実利(じつかが)行者と呼ばれ、行仙小屋に役行者と並んで祀られています。



「役行者」を簡単に

役小角(えんのおづの、えんのおづぬ、えんのおつの)は、飛鳥時代から奈良時代の呪術者である。
実在の人物だが、伝えられる人物像は後の伝説によるところが大きい。
通称を役行者(えんのぎょうじゃ)と呼ばれ修験道の開祖とされている。

現在の奈良県御所市に生を受け「金剛山」で修行をして熊野や大峰(大峯)の山々で修行を重ね、金峯山(吉野)で金剛蔵王大権現を感得し、修験道の基礎を築いた。


★役行者霊蹟札所公式ホームページ → http://www.ubasoku.jp/index.htm

もう一人忘れてならない南奥駈道の功労者

「前田勇一翁」の念仏を唱えている写真がありました。

「前田勇一翁」のことは、奥駈道2『持経宿~行仙宿』(持経の宿)編で触れています。

荒廃した、南奥駈道の再興に尽力され、持経宿小屋を建設された方です。

三人の行者の御霊に手を合わせ・・・

では、「行仙宿山小屋」に入って温かいぜんざいを戴く事に・・・

奥駈道11『持経宿~行仙宿』(行仙宿山小屋)

奥駈道11『持経宿~行仙宿』(行仙宿山小屋)

奥駈道11『持経宿~行仙宿』(行仙宿山小屋)

温かくて甘~い「ぜんざい」を戴きます。

奥駈道11『持経宿~行仙宿』(行仙宿山小屋)

姫ちゃん美味しい?

奥駈道11『持経宿~行仙宿』(行仙宿山小屋)

これが姫の美味しい顔です^^;

一段落すると

今回、主催の下北山村の職員の方の挨拶と

お世話をしていただきました『新宮山彦ぐるーぷ 玉岡代表』のお話がありました。

奥駈道11『持経宿~行仙宿』(行仙宿山小屋)

奥駈道11『持経宿~行仙宿』(行仙宿山小屋)

ゆうとは真面目に聞き入ってます。

奥駈道11『持経宿~行仙宿』(行仙宿山小屋)

姫は真面目にぜんざいを食らってます^^;

これでいいのだ・・・


【 行仙宿山小屋 】



※国道425号からのアプローチも良く、笠捨山や南奥駈縦走の拠点として重要地

※この山小屋は「新宮山彦ぐるーぷ」のメンバーが2000万円の募金を集め、手作業のみで敷地を造成、
大工の建築作業にも協力して、延べ955日かけて竣工させたそうです。
その後、平成14、15年度には、これまた手弁当で管理棟を造成・建築されてます。
ぐるーぷは行仙、平治、持経の3つの山小屋を維持管理しています。
更に道の整備までされてますので頭が下がりっぱなしです。

小屋は無人でいろりやかまども装備されてます。

毛布も完備されてますので3シーズンの寝袋があれば大丈夫でしょう。

定員は、30~50名は大丈夫でしょうか。

水場は10分ほど下ったところにあるようです。

小屋にはぐるーぷの方々が汲み置きしてくれてますが、使ったら汲みに行って下さいね。

奥駈道11『持経宿~行仙宿』(行仙宿山小屋)

懐かしいかまどです。

奥駈道11『持経宿~行仙宿』(行仙宿山小屋)

協力金として、感謝をこめて宿泊費は¥1,000を入れてください。



30分ほど、のんびりさせて頂き

さぁ~下山の時間です。

タマちゃんさんも、片付けをするとのことでここでお別れです。

子供たち寂しそうです・・・

また会えるよ^^;

奥駈道11『持経宿~行仙宿』(行仙宿山小屋)

点呼を取って・・・

ゆうとくん、この時本当に寂しそうでしたウワーン

「ショウタンは一緒に帰れへんの?」と聞いていました・・・




【今日は小屋でも重宝する寝袋】
モンベル(montbell) スーパーストレッチ バロウバッグ #3
モンベル(montbell) スーパーストレッチ バロウバッグ #3

重量:1.23kg






deuter(ドイター) プラスワン S【右ジッパー仕様】
deuter(ドイター) プラスワン S【右ジッパー仕様】

重量:950g





モンベル(montbell) スーパーストレッチダウンハガー#3
モンベル(montbell) スーパーストレッチダウンハガー#3

総重量:939g






イスカ(ISUKA) アルファーライト700
イスカ(ISUKA) アルファーライト700

重量:1280g







次回は最終回^^;










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この記事へのコメント
あむちゃんの美味しい顔、最高~♪
まだまだ可愛いねo(*^▽^*)o~♪
ショウタンさんとはず~っと最後まで一緒だったのかと思ってましたよ!
でも実際にお会いできただけ羨ましいよ!
Posted by saki(*゜-゜)。 at 2007年11月30日 17:50
ゆうと君こちらの不手際があってごめんなさいね。がっかりさしたようですね
ゆうと君のスポーツマン魂は見習う所が多かったです
姫はおそらくこのコースを歩いた最年少者でしょう
役場の記録に残るでしょうね
Posted by ショウタン at 2007年11月30日 19:48
行仙小屋へ入る所からの写真、懐かしく見ました。
小屋の中も満員になりましたね。

私はこのコースはガスで展望もなく、きつかった想い出が強く、一度行っただけでもう良いと思っていましたが、今回のような好天と、行者さんのホラ貝や説教付きならもう一度行きたいなー。
Posted by タマ at 2007年11月30日 20:27
休憩中のみなさん、年季が入って逞しい方達ですね。
そんな方達と一緒にあるける、ゆうとくんとあゆむちゃんは鍛えられていますね。
大変だっただけに名残惜しかったのでしょうね。
Posted by ADIA at 2007年11月30日 21:14
sakiさんへ
こんにちは^^
実は、最後まで一緒だったの^^;
お別れのつもりが、ショウタンさんの帰りの車の都合があって、私達の後を降りて来られていました。
あむの美味しいかおなぁ~・・・(゚_゚;)
会えて本当に嬉しかったですよ
もっとお話したかったんですが、なんせ着いていくのにいっぱい!いっぱい!!で・・・ハハハ\(^^:;)...
Posted by ゆうとまま at 2007年12月01日 16:15
ショウタンさんへ
こんにちは^^
ゆうとは、静かでしょう~
いつでも自分のペースです。
あむは、まだ子どもの所が多く普段からゆうとに絡んでペースを崩されるとイライラするようです。まぁ~兄妹ですから気にすることもありません。
友達と遊んでるときや学校にいる時などは、やっぱり顔つきからして違っていて子どもらしいですが、山にいるときは、自分のペースに入るようです。
これは、柔道で得たのかなぁ~と少し思います。
ゆうとは、寂しそうでしたよ
後からショウタンさんの声が聞こえたときは、ニタァ~と嬉しそうに笑ってました。
Posted by ゆうとまま at 2007年12月01日 16:18
タマちゃんさんへ
こんにちは^^
ここらの登り下りは、きついですよね
下りでは、ずりずり~と滑るし登りは、急だし繰り返しだし・・・
地図を理解できないし目標が頂上として定まらないのは、あゆむには、おもしろくないようでした。
「つまらん・・・」と、一回だけ言いましたよ(笑)
立派な小屋でした。
Posted by ゆうとまま at 2007年12月01日 16:21
ADIAさんへ
こんにちは^^
名残惜しかったですよ
おぜんざいを戴き出発の時、小屋をそのままにするのも凄く嫌な気分でしたし、ゴミも気になりました・・・
そんな中、ショウタンさん達と握手してお別れを言ってると、グループの中の方が、あゆむの靴のヒモを下りやからと、締め直して下さっていたり、お見送りにホラ貝を吹いて下さったり・・・
なんだか感激しました。
Posted by ゆうとまま at 2007年12月01日 16:24
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