きゃんぷ・ざ・ほーい

平成１８年６月４日　奈良県の中和地区錬成大会が有りました。

一汗かいて乗ってきたのに・・・

昼食休憩に入りました。

本日は、棒ラーメンもぜんざいも有りません

おかんが早起きしてお弁当を作ってくれました

感謝～

そうそう、３回戦ですねっ

【　３回戦　】

　奥の赤がゆうとです。

この相手もいつも上位に入ってる強豪です。タイプ的にゆうとと似てます。


　

組み手争いをしています。序盤はお互い出方を見ています。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

　

相手から背負い投げを仕掛けてきました。ゆうと　落ちついて下がって・・・

　

逆に相手が戻った隙に背負い投げを掛けました。

　

一瞬、相手の両足が宙に浮いたので・・・期待したのですが、釣り手が不十分なのと回転がはやかったでした。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

　　右がゆうとです。

ねらってます。引き手（左手）で相手の動きを押さえて、引き上げるタイミングを計っています。

　

今度は、釣り手（右手）が、不十分で相手に切られました



う～ん　もったいない・・・

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

　

相手も　背負い投げを仕掛けてきました。

が、今日のゆうとは、受けの対応が良いようです。

　

ここから、ねっちっこいのが、ゆうとの持ち前です。

　

後に廻り、相手の襟を持ちひっくり返すように試みました。

　

ひっくり返したんですが、詰めが甘く、押さえ込みに行けません。

そんな、状態が何度か続き　２分が経過しました。

またまた、旗の判定です。




赤３本上がりました。



ゆうとの勝ちです。


□■□■□■□■□■

【　準決勝　】

やっと、ここまで来ました。

　おやじに、入賞は確定したんやから、思い切って行きや～と言われて・・・



次の相手は、動きも早く（特に、この日の彼の動きは最高でした）気合い充分の相手です。

お互い、何度も対戦し手の内も良く知った仲です。対戦成績は五分ぐらいです。

さぁ～　お互い金メダルを目指して気合い充分・・・

　

早い動きの中で、ゆうと　腰を若干引き足を揃えました。（左がゆうと）

ややややばい・・・大内刈りがやってきました。

完全に崩れています。終わったか・・・



右足一本で踏ん張り、腰を切って相手の釣り手（左手・相手は左組ですので）を伸ばしました。

　

しのぎました。　開始早々、ポイントは無かったですが、印象は相手に分があります。

ゆうとは、攻めしか有りません

　

本人もわかっているようです。積極的に背負い投げを入っています。

　でも、組み手不十分で崩れています。あせるなぁ～落ちついて・・・



先生やおやじからの指示を聞いています

時間は未だ残ってるので落ち着け～

　

中盤になって、ゆうとの時間になりました。大内刈りから背負い投げの連絡技に

　相手の足が宙に上がった～


　

が、腰を上げることが出来ず。失敗です。んんんん～

この後も、しつこくしつこく　背負い投げに入るが同じような展開が数回あり（小外や大外に展開すればと内心思いながら、背負い投げに執着するゆうとがけなげで・・・）

あぁぁぁ～　残り１５秒です。一旦待てがかかり、しきり直し

　

もの凄い勢いで、ゆうとは相手に突っ込みました。釣り手を持って大内刈りに

　相手は後に下がりました。

　

まだ、追いつめてます。

　大内刈りを再度仕掛けた段階で「ぶ～」と終了のブザーが鳴りました。

白熱した試合は終わりました。

両者　ポイントは無いので　旗判定です。



主審は、赤（相手）　副審は白（ゆうと）

もう一人は・・・




赤（相手）でした。

負けました



負けました。最後の礼をして涙が止まりません。

試合が終わって、先生の総評を聞いてる間も、涙が止まりません。

おやじの横で決勝を見ている間も涙が止まりませんでした。

一生懸命涙を抑えようとしているゆうとに、おやじは一言「思いっきり泣いてもええよ」

また、涙が止まりませんでした



それだけ、彼は成長しました。

くやしくてくやしくて涙が止まらない程、勝ちたかったんです。

これから、将来、地獄を見て、うれしくてうれしくて涙が止まらないゆうとを期待します。

反省点もたくさんありますが、今回は小言は無しで行きます


　

ちなみに、準決勝の相手が優勝しました。おめでとう

この、大会の３年の部は軽量級がレベルが高くて、県の軽量級の上位全てこのエリアに集中しています。ゆうともぎりぎり軽量級です＾＾；重量級の子も居るのですが途中で敗退してました。