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2007年11月23日

奥駈道4『持経宿~行仙宿』(懺悔)

奥駈道4『持経宿~行仙宿』(懺悔)

平成19年11月3日 今回は下北山村主催のイベント

「大峯・奥駈道自然の旅」に参加し

南奥駈道の「地経宿~行仙宿」を歩いて来ました。

今回からボチボチ登山道は、山登りから行場になって行きます。

壮大な山にひれ伏し、少しは無の心に成れるでしょうか?

『懺悔・懺悔(ざんげ)六根清浄・六根清浄(ろくこんしょうじょう)・・・』

★行 程
下北スポーツ公園 8:00 (バス移動) 9:00 ~ 9:40 持経宿山小屋 9:50 ~ 10:00 持経千年桧不動尊 10:15 ~10:40 両又分岐 ~ 平治宿 ~ 怒田宿 ~ 行仙岳 ~ 行仙宿山小屋 ~ 四ノ川林道登山口

転法輪岳(1281.2m) 倶利伽羅岳(1252m) 行仙岳(1227m)

「距離」 約8km(概算です。)
「累積標高差」 約±1,685m(概算です。)


奥駈道4『持経宿~行仙宿』(懺悔) 奥駈道4『持経宿~行仙宿』(懺悔)


※ショウタンさんのHP → http://www.syotann.com/index.html
※ショウタンさんのブログ → http://white.ap.teacup.com/syoutann1/

※下北山村のHP → http://www.vill.shimokitayama.nara.jp/

※国土地理院 地図閲覧サービス(2万5千分1地形図) 池原 [南西] → http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?id=51350700&slidex=800&slidey=0



持経千年桧不動尊を、出発し

木々で解りにくいですが、尾根筋を歩いているようです。

奥駈道4『持経宿~行仙宿』(懺悔)

奥駈道4『持経宿~行仙宿』(懺悔)

なだらかに登ったり、急激に登ったり・・・

木の根っこを乗り越えたりと・・・

時折、木々の間より

奥駈道4『持経宿~行仙宿』(懺悔)

奥駈道4『持経宿~行仙宿』(懺悔)

行者還岳や大普賢岳方面でしょうか? 素晴らしい眺望を見せてくれ

嫌に成りかけた気持ちを癒してくれます。

『懺悔・懺悔(ざんげ)六根清浄・六根清浄(ろくこんしょうじょう)・・・』

と念じながら、行者は吉野から熊野への約170kmの「大峯・奥駈道」を歩きます。

途中の75箇所ある「靡」では勤行を行い、無心になっていくのでしょうか・・・

※懺悔(ざんげ)・・・仏教において、自分の過去の罪悪を仏、菩薩、師の御前にて告白し、悔い改めること。または仏教以外にも諸宗教で、それぞれの宗教における神、聖なる存在の前にて、罪の告白ないし悔い改めることをさす。
仏教用語では「さんげ」と読んでいたようですが、キリスト教で「ざんげ」と読み一般的になったようです。

※六根清浄(ろくこんしょうじょう)・・・人間に具わった眼根・耳根・鼻根・舌根・身根・意根の六根を清らかにすることを指す。
五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)プラス第六感(意識)の、それぞれが起こすさまざまの欲望を断ち切って清らかな心を得たいと願う掛け声でしょう。


奥駈道4『持経宿~行仙宿』(懺悔)

奥駈道4『持経宿~行仙宿』(懺悔)

『懺悔・懺悔(ざんげ)六根清浄・六根清浄(ろくこんしょうじょう)・・・』

なだらかに登ったり、急激に登ったり・・・

木の根っこを乗り越えたりと・・・

下ったり・・・

と繰り返しです。。。

気持ちが少しめいってくると

奥駈道4『持経宿~行仙宿』(懺悔)

山伏さんが、みんなの気持ちを奮い立たせるように、自らを奮い立たせるように・・・

ほら貝を吹いてくれます。

山伏さんも、息を切らして登っています。

なのに、みんなを奮い立たせるように・・・

奥駈道4『持経宿~行仙宿』(懺悔)

姫も奮い立ったでしょうか^^;

ちょっと前半から、身体の小さな姫には辛い道を歩いています。

それに、皆さんのペースが速い早い・・・

鍛え方が違います。。。。

奥駈道4『持経宿~行仙宿』(懺悔)

この「ナラ」の木ですが

奥駈道4『持経宿~行仙宿』(懺悔)

樹周540cm 5m40cmも有ります。

ミズナラは、物理環境の厳しい場所でも育つと言われています。

奥駈道4『持経宿~行仙宿』(懺悔)

一汗掻きながら、「持経宿」から1.4m 約40分と書かれていますので

ペース的には標準ペースだったんですねぇ

おやじ的には、前半のここのペースが少し辛かったのですが・・・

懺悔が足らなかったようです^^;



山と渓谷社 J GUIDE歩く旅/吉野・大峯の古道を歩く
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では、次回へ






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この記事へのコメント
おはようございます。
懺悔、六根清浄・・・勉強になります。
私も懺悔不足ですね(笑)
何と言っても山伏、ほら貝、良い感じ~ですね!
Posted by やまとそば at 2007年11月23日 06:52
おはようございます、guitarbirdです
ミズナラの巨樹があるんですね。
ミズナラはいちばん好きな木です。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2007年11月23日 07:02
ほら貝
この夏、御嶽山に登ったときにもほら貝の音を聞きましたよ
レポにも書かれているように、ほら貝を音を聞くと、身を引き締め奮い立たせる効果があるようですね
Posted by hanasaku at 2007年11月23日 08:43
山伏さんのほら貝、普通なら味わえない山歩きですね。
鍛えられた大人に付いていくあゆむちゃんは立派です。
木の根っこのところは歩きにくそうですね。
Posted by ADIA at 2007年11月23日 10:57
金剛山でも、山伏の装束の方々が「ろっこんしょうじょう」と言いながら歩かれてますが、こういう字だったんですね。
ほら貝吹きながら登るのって、息切れそうなのに、すごいですよね。
Posted by RIKO at 2007年11月23日 21:39
( ゜▽゜)/コンバンハ
皆さん凄いところを上がっていきますね・・・……(o_ _)o パタッ
未だに伝統?を守られている皆さんに敬服いたします!子供達もスゴイよ・・・この中に混ざってるんだものね!
Posted by naru“o( ̄‐ ̄*) at 2007年11月24日 00:02
やまとそばさんへ
おはようございます^^
このホラ貝を吹いていらっしゃる所は、ものすごい登りでした。
たあでさえ、行きが切れそうになるのによく吹けるものです・・根性有ります。
Posted by ゆうとまま at 2007年11月24日 07:11
quitarbirdさんへ
おはようございます
きれいですね
この辺は、自然林が残っています。
どの樹も素ばらし姿を見せてくれました。
Posted by ゆうとまま at 2007年11月24日 07:12
hanasakuさんへ
おはようございます^^
御嶽山も山岳信仰の盛んなお山ですね
ホラ貝の音色は色々に聞こえ不思議です。
吹き手の思い・聞き手の思い・・・
Posted by ゆうとまま at 2007年11月24日 07:14
ADIAさんへ
こんにちは^^
樹の根っこは、濡れてると滑りやすく歩きにくいですが、乾いてると土や落ち葉がガラガラ崩れるよりは、歩きやすいです(笑)
ここは、一般の登山道と違って木組みで土が流れるのを階段にしてあったりが無いので尾根の坂は、どんどん石が転がり、どんどん土が流れ出してます。雑に歩くと破壊につながるので小さな石ころ一つでも転がさないように気を付けて歩きましたよ
尾根の上から転がったり流れたら人間が積まないと再生しませんからね
Posted by ゆうとまま at 2007年11月24日 15:47
RIKOさんへ
こんにちは^^
そりゃぁ~も~ヘロヘロ~に・・・あっ!コレハ、ナイショかなぁ~(笑)
ただでさえ息の上がる急登をわざわざ吹いて私達を助けて下さいます。
そしてご自身もますます、浄化されるんでしょうね
ホラ貝を吹くことは、修行の一部だと、よ~く判りました。修行者の息づかいや汗・表情・音色・・・直に感じられました。
Posted by ゆうとまま at 2007年11月24日 15:50
naruさんへ
こんにちは^^
今でも、修験者は本当に○日行など様々な行をされていますね
お堂がありますが、お籠もりの際はお堂に何日も入られます。
この山伏装束にも意味があり持ち物全てを問答されるそうです「これは何ですか?」「コレは、○○□□でございます」「これは?」「・・」・・・時間が有ればゆっくりやってみたいですね^^
この時は、そんな余裕なくって(笑)子ども達は、ちょこちょこと、「これなに~?」と、聞きに行ってたようです。
ゆうとなんて、仕舞いには歩きながら「なぁ~お母さん・・人間っていろいろな弱点があるんやなぁ~・・・」って、しみじみ突然言い出すから驚きました。
あゆむは、今回は後からかなり支えました。
最年少で・・ちょっとかわいそうですよね
Posted by ゆうとまま at 2007年11月24日 15:58
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